Billboard JAPAN


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2010/01/29

今度のアルバムとワールド・ツアーをもって活動に終止符

最近、活動に終止符を打つと発表したSCORPIONSだが、ギタリストのRUDOLF SCHENKERはドイツのハードロックは”決して終わらない”と語った。

「このバンドの歴史はとても素晴らしいものだ。俺たちのライブラリーの中にはたくさんの映像があるので、それを出し続けていく」と1965年にSCORPIONSを結成し、世界中で1億枚以上のアルバムを売るバンドを率いてきたSCHENKERはビルボードに語った。彼は彼らが持っている宝の山の中にはドイツや日本での初期の頃のライブ映像や1983年のアメリカでのフェスティバルの映像、そして2002年のロシア公演など貴重な映像が多く含まれていると言う。

もちろん、3/23に発売されるSCORPIONSの最後のアルバム『STING IN THE TAIL』、そして3/15、プラハを皮切りに5大陸を廻る2年間に及ぶワールド・ツアーを最優先させる。北米ツアーは6月〜9月を予定している。このツアーの模様は最終的には製品化するために収録される予定だ。

「我々は休暇を取った後、全員が集まって今後のリリース・プランを考える予定だ」とSCHENKER。「毎年面白い作品を出していくつもりだ」

SHENKERは「SCORPIONSの活動に終止符を打つという決断はとても悲しく、そんなことを考えたくもなかった。しかし、バンドとマネージメントは80年代の俺たちのサウンドに立ち返った最高傑作の『STING IN THE TAIL』でバンドに終止符を打つことは正しい判断だと考えた。

「「ROCK YOU LIKE A HURRICANE」を演奏しながら、ステージ上を動き回れない70歳のSCORPIONSを考えたくないだろう。ハリケーンじゃなくて、わずかな風しかふかないようなステージ・・・。大きな会場じゃなく、クラブのような小さな会場でやっていくのか・・・。物事には終わりがある。我々は有終の美を飾ることを選んだ」

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